セルフコントロールについて



ブログにセルフコントロールについてのコメントを頂きました。
セルフコントロールとは自分を律する事ですね。
頂いたそのコメントの中に、


「セルフコントロールこそが、最大の壁」


という言葉がありました。
無駄になるかもしれない馬券を買いたい・・・我慢・・・買いたい・・・
この心のせめぎ合いが成績を左右するという事ですね。
私もその通りであると思います。
よほどクールに競馬と接している人でなければ必ずぶつかる壁でしょう。
この問題を克服する事は、競馬でプラスを出す為に不可欠なのかもしれません。


多くの人は、馬券を買う動機が複数あると思います。
「儲けたい」「ゲームとして競馬を楽しみたい」などです。
上記のどちらも「競馬を楽しむ」と言えてしまう所が落とし穴です。
これを分けて考えられるかどうかで、回収率は大きく変わります。
買いたいレースを全て買うのではなく、レースを厳選する事は勝つ為に必要です。


ですが、競馬をやっていると、勝てる確率は低くても賭けてみたいと思う事が多々あります。
確率が低そうな馬券ほど、当たった時の満足感はたまりません（笑）。
好きだった馬の仔が出走していると、なぜか買いたくなったりもします。
「お！これでこんなに配当つくの？買って損はないだろ〜」
とてもよく聞くセリフです。
しかも、主に聞くのが自分の口からであったりするのが厄介です。
これを我慢しなければなりません。
ですが、これがまた相当に難しい。



買ってみたいのです。
自分の予想が正しい事を馬券で証明したいのです。
得するかもしれない馬券を見逃すのがイヤなのです。



私も自分の内なる欲求を抑えられるように努力しましたが・・・無理でした（笑）。
なので、当HPのコンセプトをここでも適用しています。


「マイナスを受け入れ、それでもプラスが出るように」


です。
勝ち続ける事が不可能な以上、マイナスは出るのです。
同じように、私が人である以上、欲は消えないのです。
無理に我慢してストレスになるのは御免です。
ならば我慢せずに賭けてもプラスが出る方法を考えればいい！と、都合のいい答えに行き着きました。


結論から言うと、「衝動買いは別会計」が答えです。
私は「どうしても賭けてみたい気持ち」を抑えるのはあきらめたので、賭金を\100にして賭けています。
収支表をつけていますが、その中に衝動買いは含みません。
衝動買い用の収支表を別に記録しています。


「なんだ、結局マイナスが出るんじゃないか」


と思われるかもしれませんが。
HPでは結果をわかりやすくする為に賭金は1点1000円で表記していますが、実際はもう少し多いです。
その感覚で衝動買いしてしまうと、あっという間にマイナスになります。
ですから、賭ける金額を1/10以下にし、独立会計にしてしまうのです。
それに、衝動買いも勝つ気で買っている訳で、回収率は70〜120％あたりをウロウロします。
全体からするとそのマイナスは微々たるものです。


こうする事で、賭けたい気持ちも、予想の正しさの証明をしたい気持ちも満たす事ができます。
それでも「儲けたい気持ち」は満たされないかと思っていました。
しかし、別会計にしていると、結構、満たされるものですね。
結果が数字として目に見えるので、100円が5000円になっただけでも回収率は跳ね上がり、大喜びできます（笑）。
たった100円でも買いさえすれば、欲求は満たされるように思うのですが・・・？


あと「予想ゲームに参加する」のもなかなか有効な手です。
そこで予想を投票する事で賭けた気分になれます。
結局、レースの結果以外に、「予想・投票の結果」を求めているかもしれませんね。





何の参考にもならないかもしれませんが、以上が私のハートコントロール方法です。
「欲を押さえるのは無理！」
と開き直ってしまうのも一つの手じゃないでしょうかね？
ただし、


「負けを取り戻す！このままじゃ終われない！せめて±0に！」
「勝っている分だから大きく賭けちゃおう！」


この二つの欲求とは断固戦わねばなりません。
これを克服する方法は・・・人によるのではないでしょうか？
私の場合は、この考えによって多大な損益を被った事実がブレーキになっています。
また、後者は収支を記録しておかないと、そのマイナスの巨額さに気づかないので要注意です。
自分の気持ちをコントロールするのは的中させる事よりも、はるかに難しいですね。





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